WEBデザインの世界は非常にトレンドの流行り廃りが早く、昨年のものは今年、今年のものを来年使えないぐらいのスピードでトレンドが移り変わっていきます。今日紹介するのは来年の2017年のWEBデザインのトレンドをまとめた「The Future of Webdesign: Trends 2017」です。
来年の注目すべき、WEBデザインのトレンドが全部で6つまとめられていましたので、順に紹介したいと思います。
詳しくは以下
1.モバイルファーストデザイン
これは国内でも、数年前から現場では言われきましたが、いよいよ来年様々な検索エンジンのモバイルファーストインデックスが取り入れられる事により必須事項になりそうです。
2.WEBサイトのスピード
WEBサイトのスピードは、ユーザビリティの観点からも検索順位にとっても非常に重要であることは間違いありません。全ての記事は1秒〜1.5秒で読み込まれるような設計が求められてくるようです。
3.インタラクティブストーリーテーリング
ただ単純にテキストや画像を見せるのでは無く、効果的にデザイン・レイアウト・音などを利用してユーザーの動きに合わせてストーリーを展開しユーザーを引き込むような仕組みが必要と言われています。例として「Peugeot HYbrid4 presents : The hybrid graphic novel」が挙がっていました。
4.手書き感のあるイラストレーション
画面全体をイラストレーションで構成するWEBサイト。オリジナルのイラストレーションはそれだけで世界観とオリジナリティを与えてくれます。例として「Lighthouse Brewing Company」「Ice and sky」などが挙がっていました。
5.遅延ローディング
レイジーロードはコンテンツを可視領域に合わせて表示する仕組みで、多くのサイトで取り扱われていますが、先程の速度の問題もあり、ユーザーの動きに合わせてロードされ、適切にコンテンツが表示されるということが、速度・SEOにとっても重要であると言われています。
6.中央配置とスプリットコンテンツ
コンテンツを中央に配置し、さらに、コンテンツを情報をセクションごとに分割するスプリットコンテンツを採用する。例として「Melanie Daveid – UX Design & Art Direction」のサイトが挙げられています。確かに強く、わかりやすい情報設計といえます。
全てが国内のサイトに当てはまるとは限りませんが、全て重要な事だと思います。トレンドに注意して上手く時流に乗ったデザインをしていきたいですね。